hmx-17の日記

技術ネタとかプライベート

E5823買った

買いました。
というわけで颯爽とbootloader unlockとroot化を。
以下項目についてはroot/bootloaderというAndroid通常利用ではあり得ない状況なので、自己責任にてお願いします。
1. Lolipopをしゃぶる
買ったのはマシュマロでしたがiovyrootでTA Partitionを持ってきたいのでLolipopをしゃぶります。
XperiFirmで32.0.A.6.200を取ってきましょう。今回はTelstra AUにした。
iovyroot持ってきてtabackup.bat叩くとIMGファイルが出来るので超大事に取っておく。
(これがあればbootloader Unlockまで戻れます)
2. bootloader Unlockの儀式
bootloaderをOEM unlockします。開発者モードの設定でOEMコマンド有効にしておかないと絶対に通らない
(ハマりポイント)
3. マシュマロを焼く
再びXperiFirmで32.2.A.0.253辺りをくべます。今回はCustomized HKにした。
古いFlashToolだと最初のTAバックアップで死ぬからな!
(ハマりポイント)
4. マシュマロを食べる
さっき持ってきたファームのkernel.sinからkernel.elfをFlashtoolのSin EditorでExtractする。
rootkernel_v5.0_Windows_LinuxでそのKernelをくべる。
> rootkernel.cmd kernel.elf kernel_patched.elf
一緒にSuperSUを置いておくとパックにされるぞい。
(SuperSUからファイル名始まらないとパックにされないぞい)
dm-verityとRICはこの後の作業のため切っておくぞい。
DRM解除はお好きに。drmrestore.zip使うもよい。
このpatchしたkernel.elfをFlashToolのFastboot modeで焼く。
5. エリアメールを準備
謎なことにXperia Z5(Compact)のdocomo版のftfには一切エリアメールが入ってないのでSO-04Gから取る。
XperiFirmでSO-04Gをダウンロードしてsystem.sinを同じくExtractして、.ext4を7zipで展開する。
odexファイルがsqashFSにあるのでToolでパカパカする。
> unsquashfs -no-xattrs odex.priv-app.sqsh
squashfs-rootの中身をpriv-app\armにコピー
oat2dex.jarでdeodexする
> java -jar oat2dex.jar priv-app\arm\AreaMail_sha1.odex framework\arm\dex
classes.dexにリネームしてapkに入れる
> 7za.exe u -tzip -mx=0 priv-app\AreaMail_sha1\AreaMail_sha1.apk classes.dex
こいつを adb pushでとりあえず /sdcard/に送り込む
> adb push AreaMail_sha1.apk /sdcard/
> adb shell
$ su
# mount -o rw,remount /system
# mkdir -p /system/priv-app/AreaMail_sha1/
# cd /system/priv-app/AreaMail_sha1/
# mv /sdcard/AreaMail_sha1.apk .
# chmod 644 AreaMail_sha1.apk
# cd ..
# chmod 744 AreaMail_sha1
# ls -la で他のフォルダとパーミッション同じなことを確認
# exit
$ exit
端末再起動するとエリアメールが入る
フロントエンドはPlayストアからどうぞ。
6. Xposedインストール
TRWPでXposedを焼く。
adbでInstaller apkを入れる。
今回はモジュールでAndroPlusModをadbで入れる。

注意事項:

  • Flashboot modeのXperiaはうWindows10だとどうしようもないのでWin7VMなりを用意しましょう。
  • Marshmallowのftfの状態でTAをdd使って強引にレストアしようとすると、soft brickっぽくなるので気をつけましょう。

こわかった。

おしまい。
Have a nice Xperia world.