hmx-17の日記

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ウイルスバスター2011 クラウド

とりあえずウイルスバスター2011(以下VB2011)をWindows7 x64に昨日17時からインストールして使ってる訳だけど...

VB2011の印象

まず名前にクラウドなんて付けたのかさっぱりわからない。という突っ込みは置いておくとして、VB2011にしてもパフォーマンスには特に変化がない。
FirewallWindows標準に置き換わったようだけど、もしかしたら昔開発していたTrendMicro Firewall Boosterでも乗せたのかもしれない。というか、設定画面の起動時の設定でスキャンするようなことが書いてあるので、OS Boosterの機能を全部取り込んだのかもしれない。

VB2011のメリット

大体のいいところは公式サイトで語り尽くされている気がするので気がついたところだけ。

ファイルサイズ

ただ一つ劇的に変わったことがあって、それはTrendMicroフォルダの容量。
パターンファイルをクラウドに置いたというのを体感できる唯一の方法で、VB2010だとログ抜いて600MBくらいなのに対してVB2011では452MBくらいにコンパクト化している。

VB2011のデメリット

設定項目

その一方で設定もクラウドに置いてしまったのか驚くほど設定項目も少ない。
これはウイルスバスター2010の"リアルタイム"検索の設定画面。これ以外にも手動検索の設定やら受信送信メールの設定、不正変更の監視設定等が変更できる。

で、こっちはウイルスバスター2011の"ウイルス/スパイウエア対策"の設定画面。驚くべきことにこれ以外には設定画面が見当たらない。処理方法も設定できないので、ウイルスが見つかると問答無用で推奨処理になるのだろう。

結論

この辺を踏まえて私は次のような人にウイルスバスター2011をオススメしたい。

  • SSDとかを使っていてストレージの容量を少しでも節約したい人
  • インストールしてそのまま使ってる人

逆に、次のような人には2010を使い続けることをお勧めする。

  • 何らかの都合でウイルスの検体を保有していて勝手に隔離・駆除される設定だと困る人
  • 設定項目をガリガリいじってる人
  • オフライン環境でウイルスに感染するのが怖い人

ちなみに僕はSSDを使っているモバイル用には2011、アレゲな物がたくさんあるメインマシンには2010とバージョンを使い分けることにしました。